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週刊少年フェニックス[不定期]

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サンダーマスク「全一巻」(少年漫画/手塚治虫/72年~78年連載)

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サンダーマスク「全一巻」(少年漫画/手塚治虫/72年~78年連載)


さんだ~さんだ~さんだ~さんだ~~(OP)

とまあ「サンダーマスク」である(爆)
いやね、本作は封印作品としてコンビニ噂本やネット感想で色々と話題になった特撮ドラマ番組
元々は手塚治虫の魔神ガロンをベースにTVとのタイアップとして企画したモノ
なので手塚は本作を気に入っておらず、失敗作とのレッテルを貼ってる…

確かに、TV版はピープロのマグマ大使と比較すると
特撮技術の視点や不人気による打切策と不評を買う側面もあり、
全一巻で終わった漫画版も手塚御大は長期連載する気満々であった…
とはいうものの、TV版は御存知のように再評価を受け、
漫画版も結構スッキリまとまっているので個人的には上々な出来

特撮番組はこれ以外にも、
「シルバー仮面」「鉄人タイガーセブン」「イナズマンF」などもカルトな人気を誇っている
上3作は子供だけでなく大人も楽しめる作品を目指して見事打切玉砕を果たした作品であるが…
サンダーマスクは別段、大人でも楽しめる作品を目指した訳ではない
しかし「シンナーマン」と言った脳みそ交換で〇チガイ化した主人公など突飛な脚本により
大きなお友達を驚喜させたので、勘違いされやすいが本作は純粋な子供向け番組です(爆)
でもねぇ、「グリーンマン」や「ウルトラマンタロウ」と一緒で
夜に酒とツマミを一杯ヤりながら御視聴すると堪らない展開が多いのもまた…(;^^)



さてさて、漫画版の内容ですがかなりコレうろ覚えです(汗)
BOOKOFFで古本で買ったモノをまた古本として捨ててしまったorz
ちょっと嘘混じりになるけど頑張ってあらすじを書きますね

何とね、手塚本人が登場、主人公「命(フルネーム忘れた)」と出会う
そして何とか博士の遺体を見せて自分がある宇宙生命体と合体した事を話す
デガンダーと呼ばれる敵と戦う為に主人公は手塚に服装と名前のアイディアを求め、
それにより「サンダーマスク」が生まれたのだ!!!

何とか博士は「自分の命売ります」と看板をぶら下げた主人公を生贄にしたマジモン
その博士の遺言により、とある石に書かれた怪文字の解読を頼まれる
何とその石は出版社の石材として活用されていた!ソレを譲るよう社長に懇願するが断られる

手塚は付き添いの編集者に飽きられながらも石の文字を必死に模写する
編集者は道路で奇妙な物体を発見して悲鳴を上げる 何とそれはデカンダーだった
襲われる二人だがソコにサンダーマスクが現われてギリギリで倒した

舞台は変わって女学院 裸の女性が脈絡もなく登場するがこの子がヒロイン
主人公と遭遇するが変態じみてたので最初は拒絶するものの徐々に惹かれあっていく…(王道)

そこにストーカーとして現れるのがシスター風の謎の女
此奴こそデガンダーの首領である 
首領はヒロインに乗り移って、サンダーマスクと幾度となく闘う

しかしこの女の能力によって東京は石化の地獄絵図と化す
手塚は警察に尋問を受けていたが運よく砂をかぶり、石化ガスから逃れる
生存者の一人もエアーシャワーによって助かる 手塚は何とかその場から離れた

どうやら石化した人たちは珪素体となって生きているようだ
最後の決戦でヒロインは石化してしまう 手塚は最初の文字の解読に成功した! 
手塚はサンダーマスクに弱点を教えて、無事首領を倒した!
ヒロインは石像として飾られることになる しかしその像は少しずつ動いているのであった…



ネット検索すると「手塚治虫を楽しむ」ブログにて全容がコッチより詳しく解説されてますw
いや、コレはバットエンドですね 主人公とヒロインが結ばれるエンドでも良かったような…
そこらへん、王道を外さなきゃ飽きられるジレンマを先生が抱えている事を実感出来ます

補足すると、この作品は炭素生物対珪素生物との生存戦争でもあり、
生物の特徴によって善悪が二分する不条理を描いた作品なんですよね
ただソレをTV版で放送出来る内容となると難しい訳でして…
石森先生も大分割り切って描いてたんだろうなあ、と察する事が出来ますね


もし打切にならず連載してたらどんな展開になるか気になりますね それではまた。。ノシ
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飛騨野良輝
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