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週刊少年フェニックス[不定期]

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ハロウィン4ブギーマン復活(Halloween 4: The Return of Michael Myers)[米国/1988年公開]

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ハロウィン4ブギーマン復活(Halloween 4: The Return of Michael Myers)[米国/1988年公開]


待望のホラー映画レビュー!その名もハロウィン4ブギーマン復活!!

「悪魔のいけにえ」と双璧を成す古典スプラッターにして
          スラッシャー映画の名作「ハロウィン」の続編!!!

正確には「2」で完結して、「3」にて新しいプロットで勝負をしたものの興行的失敗、
「4」にてマイケルが幽霊として復活する案があったモノの却下して、
「2」の最後に重傷を負って病院にて幽閉されるという展開でスタートします

さて、「悪魔のいけにえ」が動の極致、
病的にして実験的なカメラアングル、チェーンソーの効果音で恐怖を倍増させますが、
「ハロウィン」は静の極致、
まるで心霊写真のような登場シーン、クラシック顔負けのピアノによるテーマ曲、
それらを効果的に使ってホラーを演出するなど、この二作品はかなり対極的です!

しかし、「ハロウィン」と「悪魔のいけにえ」に共通する特徴があるとすれば、
それは間接的演出で殺戮を表現すること、
つまりは出血や臓器、人体切断など直接的な残酷シーンはほとんど登場しません
ここらのシーンは昨今のJホラー映画に多大な影響を与えています!
(けども、共に一作目で、マイケルはハンガー?の針金で首筋にブスリとか、
チェーンソーで片脚の傷口から脂肪が飛び出るとか地味に痛い描写はありますが…w)

えーと薀蓄を書き込みするのはいいのですが…そうですね、
1,2作目のあらすじをサクッと紹介しようっと思いましたが、
本編でルーミス医師が更に箇条的に説明してくれますw

ブギーマンことマイケル・マイヤーズは殺人鬼であり、
少年時代、自分の実姉であるジュディスを殺害、
その後は夫妻は事故死、マイケルの妹ローリーが1+2にて悲劇のヒロインを演じます
そしてローリーの娘、ジェイミーが4~6にてヒロインを務めて、
そのマイケルを負う殺人鬼映画界の銭形警部ことルーミス医師が好敵手として登場しますw

ちなみに犠牲者数がハッキリしないのが本作シリーズの特徴、
一作目なんか4人しか劇中で死んでないのに13名死んだことになってる!?
その法則は2作目でも継続し、4~6作目では色々と爆発して「測定不能」の領域へと化すw
特に4作目は町全体を制圧するという…ランボー顔負けの暴れっぷりを見せますw

あと、殺人鬼映画群の中で、一度も死んだ事が無いのがマイケル、
他の殺人鬼がゾンビの如く復活するのに対して、重傷による昏睡状態から目を覚ます真の化物、
沈黙のセガールやハンニバルレクターを軽く超越する存在、それがブギーマンなのです(爆)

いや~色々書いたw久々っさてさて本編解説にいきますね!
本作の監督は「アナコンダ2」を撮った人やね、続編作りの天才…って程でもないか?






ドカンと一発のガス爆破によって重症を負ったマイケルとルーミス、実は生きていた!?
前作では病院内にて十数名殺害した殺人鬼を移動する際、救急車にいた3名を殺害!
(医者の一人を指圧による頭蓋骨陥没で殺害、北斗やワンピじゃないんだからw)
遺体をバラバラにして人数を錯乱させている隙に、マイケルはとある町へと向かった…

さて本作のヒロイン「ジェイミー」の登場でやんす、この子役めっちゃ演技上手いw
悪夢によりマイケルがこの町に来る事を確信するのだが…すでに「ローリー」は死去…
もう一人のヒロイン「レイチェル」は最初彼氏との約束があり子守するのを嫌がるものの、
親の頼みで最後には観念して面倒を見る今時な義姉さん、
最初ジェイミーを馬鹿にしていた学校の子供達もハロウィンでは変わり身する悪ガキぶりw
約束をオジャンにされて別の女の誘いに乗る駄目な彼氏など微妙な鬱展開が散見される…

あっちなみにマイケルはスタンドで2名殺害して服装であるツナギをゲット、
ルーミス医師と邂逅し対決するモノの、銃撃を瞬間移動で避け(!?)、スタンド爆破、
ついでに自動車も爆破してルーミス医師の追跡を阻害するという戦術を見せるw

とまあ色々合って、ジェイミーが仮装を選んでいる途中に、
レイチェルと駄目彼氏とベロチューと観客を萎えさせる描写が入る隙に、
マイケルがジェイミーと接触、ジェイミーの絶叫により退却するがその隙にマスクGET!
まあ、本作のマイケルマスク、何か可愛いvのは気のせいか?

夜になり、警察署を襲撃して警官虐殺、商店街の電話回線を切断、
送電線に管理員を感電死させて変電所破壊、街中を完全制圧を果たす知能犯マイケル!!!

ジェイミー保護に乗り出した生き残りの警察官とルーミス、
商店街から自警団が結成され、ショットガン片手にマイケル退治に乗り出す、が、
途中、クッソ空気読めない若者がマイケルに変装する悪戯をかますw
それが災いして一人が自警団によって射殺される…(南無)

ジェイミーを保護し、家の中に籠城を図る一同、地下室の無線で応援を頼む隙に、
バリケートをせっせと作る、だけど釘だけじゃ破られるんじゃね?
彼氏君の浮気相手♀、署長の娘さんかよ、何か呆れるが米国じゃよくある話なんだろうけど…
マイケルが家内登場し警官殺害、浮気女を猟銃でブッ刺して防音対策、やっぱ頭イイわな…

さて浮気男、言い訳無用のヘタレだが、最後はマイケルと一騎打ち、男を見せて散る…
その時間稼ぎによってジェイミーとレイチェルは屋根へと逃げるがマイケルも追ってくる!
このマイケル、マスクしてるのに物凄い安定感で足場の悪い屋根を歩く、スタントすげえなぁ

レイチェルが屋根から落ちて気絶、その後ルーミスに保護されて学校へと逃げ込む!
がルーミス闘うも敗れるがレイチェルが消火器を使って救助する…だったけ?(うろ覚えw)
その後、自警団の乗る車に乗って逃げるが、何とマイケルが潜んでいて、
自警団メンバー全員をアッサリ皆殺し、が、レイチェルのカーチェイスによって轢かれる!

ジェイミーは轢かれたマイケルに不用心に近付くが、狙い澄ました感じで起き上がり!
しかし警官が「伏せろ!」とジェイミーに命令した後に集中砲火、普通は助からないっ
そのまま墓地が崩れ落ちてマイケルは埋没した…

すべてが終わった、
だがジェイミーはマイケルに触れてしまった後に狂気に染まり、
風呂場にいる義母を滅多刺し、でEND! そして、5、6へと続く…





ようやくホラー映画レビューが書けた、良かった良かったw
本作は「2」「H20」「ロブゾンビ1」と並び、ちゃんとした正統派続編として好評価を得ています

ストーリーも登場人物の普遍性というかちゃんとホームドラマしてますし、
リアルに殺人鬼が現われたら…という想定の元で地元住民が団結するシーンや、
警官隊の行動も無能感も無いので、その分マイケルの知能犯ぶりが際立ってますw

いや個人的に言えば、シリーズ最高傑作はおそらく「4」なんじゃないかな?と思うんですよ!
本作の「もし1作目ランボーが殺人鬼だったら…」をそのまんま描いてヤバイ感じになってますw
ぶっちゃけ「4」~「6」というジェイミー三部作があったからこそ、
フレディやジェイソンと互角に戦えるスペックを持ち合わせた感が出てるかなとっ

マイケルの魅力というのは「殺人描写」ではなく「測定不能」にあると断言出来ます
フレディやジェイソンは殺戮に関して芸術性を一々に追及しているのに対して、
マイケルはもう効率性を考えて躊躇なく殺害するんですよね…
その為に本作「4」では多分、50人以上は死んでいるんじゃないかなぁ…?
シリーズでは最多記録を達成してるんじゃないでしょうかねw
警察署襲撃とかターミネーターかよっ!!!

ただね、地味に感じる人もいるみたいで、やっぱスプラッターを期待するとそうなるかな?
「スクリーム」が好きな人なら、まあ見て大丈夫かなっと思います
次回は続編の「5」をレビューします!!! 期待しないで待ってて下さい。。ノシ

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飛騨野良輝
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