さてホラー映画感想第二弾!「ハロウィン5」
あんだけ銃弾打ち込まれたマイケル、だけど墓地の地下はなぜか水路と繋がっていて、
警官隊に手榴弾投げ込まれる直前に何とか川下り、
そのままホームレスの爺さんに一年間保護される所から始まる…
この無理矢理感wまあ続編なんてそんなもんです(爆)
ただ前回使用が少なかった肉切り包丁が存分に使われていたり、
マスクも新調したのか怖いぐらいに格好良くなってるのがいいですねw
そういえば、殺人鬼マイケルの行動原理に関して説明していなかった!
まあコレは後付けなんですが、
ハロウィンの時期を狙い、自分と同じ血脈を絶やす事が目的です!
その為に自分の前に立ち塞がる人間はたとえ子供でさえも容赦しない、
他の殺人鬼と違って、殺し方に拘りを持ってない分、ソレによる時間ロスが無い、
スラッシャー映画の中じゃ、最強の部類なんじゃないかな、マイケル
しかし、血脈を絶やした後、どのような行動に出るかは謎ですが…
そんじゃあ、ストーリー解説にいきますね!
OPが凄く恰好良い、ナイフで切り裂く音と映像がちょっとずつ移り、
カボチャのライタンが作られていく、マイケルくん実は生きていました!
(前作の映像が流用されているので鑑賞してない人は注意が必要)
んで、1年眠って全快したマイケルはホームレス爺さんを殺害する恩知らずぶりを発揮、
前と変わらずジェイミー殺害へと再度町へと向かうのであった…
んで、ジェイミーは義母を襲ったが殺してはおらず、精神病院へ入院していた、
心無い町人達に投石&怪文書の嫌がらせを受けるものの
前回のレイチェル達が懸命に保護していた
しかし、今回のジェイミーはマイケルと何か連動しているのか?
彼が標的を狙う、もしくは殺人を犯す際に発狂し発作状態になってしまうのだ!
コレはまあマイケルの狂気に触れてしまった後遺症なのかなぁ?
そんな訳で、今回もジェイミーの子役としての才能がめっちゃ冴え渡ってますねw
失語症の演技とか、ホラー映画には勿体無い逸材ですわ…
で、まあ前回頑張って守ったレイチェル、呆気無くマイケルに惨殺されます…orz
えぇ、じゃあ誰がジェイミーの子守すんの!?って話だけど、
本作では完全にイかれたルーミス医師とレイチェルの親友ティナが活躍するのですが…
ルーミス医師はもうジェイミーの安否よりもマイケルと決着を付ける事に執念を燃やすという、
完全な復讐鬼と張り果てているし、この親友ティナの馬鹿さ加減といったら…
ティナの取り巻き(男二人、女一人)もまあ、殺されに逝く為に用意された哀れな生贄そのもの…
ジェイミーの発狂沙汰によって危機を逃れたと思ったら結局惨殺されたレイチェル…
その家にズカズカと入っては貸切よ!といわんばかりにティナw
ヲイッ、思っていたらティナと良い感じの男マイクが熊手で殺害され入れ替わり、
マイケルのマスクはよくあるデザインなのか、マイケル変装?に気付かないティナ!?
だけど、流石に不審に思ったティナはスタンドで買い物するよう頼んだら
なぜか言い付けを守るマイケルw その間、買い物するが電話を受けてる隙にマイケル逃亡す!
ティナはそのまま警官隊に保護され、ジェイミー達と合流する、
何とジェイミーの失語症は治り、ティナは大喜び、ちょっとお馬鹿だけど良い女やな…
だけど…ティナはレイチェルとマイクが殺害された事も知らない上、
そしてなぜ、警官隊に保護されたのか全く理解していないのでパーティに向かいますorz
それでティナを助けるべくジェイミーと男友達ビリーは、一緒にタワー農場へと向かう!
ドッチが子守しているのか分からなくなるわ、しっかりしろティナw
パーティ会場を抜け出して納屋にてはしゃぎ回るティナ達、友達二人が謎の失踪してるのに…
しかもまあ、マイケルの襲撃かと見せ掛けて実はお友達の悪戯だったという、
その繰り返しのシーン、フェイントとタメの連続で、観客にとっちゃ拷問レベルw
でまあ、残りのカップル、スピッツとサマンサがピッチフォークと微中鍬で仲良死昇天!
見張りの警官隊二人も殺害されて、いよいよ異変に気付くティナ!!!(オセーヨ
で、ソコにジェイミーとビリーが登場してティナと合流、
で最大の見せ場はマイケルによる自動車アタックでジェイミーに迫るシーン怖すぎ!
が、林の方に逃げた矢先に木へと正面衝突するマイケル! だが生きていた!
ティナが必至に誘導するが、結局は襲われる…(というか生死不明、救急車に運ばれるので)
ルーミス医師によりビリーとジェイミーは助かるモノの、
何とルーミス、マイケルを挑発する、ジェイミーが欲しければ生まれた家に来いっと…
マイヤーズ家でジェイミーを囮として、警官隊と籠城するルーミス
だが、病院が襲撃を受ける、マイケルの陽動か? 警官隊は急遽、病院へと向かう
ルーミスは何と残った警官の無線機を破壊して銃で脅す!
マイケルが登場、ジェイミーは一階にいると嘘を付いて説得するが通じずブッ倒されるw
二階へと向かい残った警官は首吊りの刑へと処される…
ジェイミー必死に屋根裏部屋に逃亡するが何とレイチェルの死体を発見!
バスタブに逃げ込みマイケルに呼び掛ける…ソレに呼応しようとするが発狂するマイケル…
ジェイミーを追回し、ダストシュートに逃亡したが、それでもしつこく刃物を突き立てる!
何とか逃げ出したジェイミーはルーミスに保護、じゃなくて拘束されて、
「おいこの子が欲しいんだろ」ともうマイケル以上の狂気を見せ付けるルーミス医師…
マイケルはルーミスに近づくがトラップによって金属製の網に引っ掛かり、
その間に麻酔銃と木材による滅多打ちによってついに倒れるマイケル!とルーミス?
マイケルは牢獄されるが謎の集団によって脱獄するのをジェイミーは見届けエンド…
本作は病院と監獄の襲撃の際、どれぐらい死者がでたのか?20~30人ぐらい死んでそうだ…
いやね、「1」を名作、「2」を傑作、「3」を駄作、「4」を佳作、「6」を怪作と称するのであれば、
「5」は迷作といっても誰も文句は言えない出来ですねw
監督の手腕の悪さと言ったら、俳優の演技が凄まじいだけに本当に残念な出来だorz
しかし、それなりには楽しめるんですよね
特に中盤の車追い掛けシーンは「悪魔のいけにえ」のチェーンソー追っ掛けに匹敵する迫真ぶり、
駄作程ではないにしろ、もうちょっとどうにか出来なかったのか…ソレが悔やまれます
出来の良いシーンと悪いシーンの連続で、特にティナとルーミスのアレな行動パターンが
観客に対してフラストレーションの溜まるような描写が散見されていて、ねぇ…
「4」であれだけ暴れ回ったマイケルが心霊写真のように登場しては殺す殺す詐欺やらかすし…
その為、制作陣の間じゃあ、「5」は「3」と並んで評判悪いみたいですw
しかし良かった、6月終りに更新出来てw 次は「6」をレビューしましょう。。ノシ