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週刊少年フェニックス[不定期]

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ライジングドラゴン「十二生肖/The Armour Of God Ⅲ:Chinese Zodiac」(2012年公開)

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ライジングドラゴン「十二生肖/The Armour Of God Ⅲ:Chinese Zodiac」(2012年公開)



アジアの鷹第三弾レビュー!


シリーズ大復活な本作、どんな風に仕上がったのか?
色々と波紋を呼んだ感じではあります(爆)

ソレはジャッキーからの「アクション映画引退宣言」でしょー
ただ、ソレは解釈違いであり、
ポリストみたいな物凄いスタントアクションを卒業するという意味合い
ファンの早とちりですなw 

にしても、ポリスト以上のスタントアクションを披露する「アジアの鷹」シリーズ、
ジャッキー本人の意気込みというか、そんなモノがタップリと詰まった本作

一応、中国政府の配慮からか、プロパガンダ臭はするものの、白人否定と言う程でもないですw
反日描写も一切合切ありません(というか、ある意味ハブられとる…)
イップマンシリーズ見てる人なら余裕で御視聴出来ると思いますw

けど、本作はお宝のオーディション絡みをピックアップしているので
恐らく三作目が「アジアの鷹」完結編になってしまう、と個人的には思っていますorz
トレジャーハンターは買い手がいてこそ、ですから…

自分は保守速報とか見ているネトウヨですが、まあ陰謀論サイトも見てますw
だもんで、「宝物は変換すべき」という世界的な流れは止まらないと思っています(爆)
中共は大嫌いですけど、本作の言うべき主張はあながち間違ってないかな?

さて、本作のストーリーはというと…



・とりあえず戦争の歴史
序盤、英仏と中国の戦争の説明がいきなり開始
アヘン戦争なんだろうがその名称は使われていない(欧米市場の配慮かな?)

清朝時代に宝物が強奪される
十二生肖という十二支をモチーフにしたブロンズ像が時代と共に世界各地に散り、
今現代はオークションの格好のターゲットとして次々と売却される…

アンティークディーラーのマックスの依頼で、
JC(ジャッキー)は仲間達と共に、行方不明のブロンズ像の行方を追っていた



・全身ローラー男出撃!
仲間の一人である女性ボニー(ジャンランシン)が
お色気でトイレを借りるふりをして鍵を強奪 
うん、どっかの施設なんだけど、勿論軍隊が警備している危ない場所

JC、既に内部に潜入するも警報が鳴り響く
全身ローラーで作業員達を掻い潜って窓ガラスを盛大に破壊して逃走開始!

思いっ切りAK撃ちまくりの軍隊さん、何とか避けるJC
ていうかこのローラー、何だろう? 微妙なスピードやなあ…

JCも途中でその事に気付いていたのか、早速軍用車の下を通り抜け、
壁沿いを走り、物陰から隠れてバイクを襲い、車の下で張り付いて難を逃れ
そして排水トンネルに逃げ込んで、仲間が用意したヘリネットにダイブして終了っ

最後まで見たら結構面白かったw



・帰ってきた窃盗団VSドーベルマン4
そうそう、本作シリーズのジャッキーは超個人主義のクズw
結果的に良い事しちゃうアンチヒーロー、で此処からどう国粋主義に転換するのか?

レプリカ制作の為に、偽記者としてクワン教授を接近
最先端技術を駆使した特殊手袋でブロンズ像をスキャン、3Dプリンタ機も使う優れもの(爆)

更なる情報をゲット、パリの教え子が兎と鼠の鑑定を行っていたのだ
美術品の返還運動を行っていた学生達、その中に旧知であるココがいた
彼女が、教授の教え子であり、MP社の悪事を暴こうとし、怪我した学生達を匿っていた…

で、早速レプリカを持って伯爵の屋敷に向かう
仲間の協力で監視カメラをハッキング、内部に潜入、何とか書斎に到着するJC
本棚に着目し、特殊な並べ替えによる配置により、暗号を解読して隠し部屋を物色タイム

ブロンズ像2体をゲット、そして名画「薔薇」もゲット(コレの価値がよく分からん)
上手くいったと思ったら伯爵とココと鉢合わせ、逃げるJC!

一作目で闘わなかったドーベルマン、4匹が襲撃!
庭園迷路に逃げ込み、スプレー散布で嗅覚を封じようとするが上手くいかず、
パラシュートジャンプを駆使して何とか犬を撒こうとするJC

脱出に成功するJC(ジャッキー、NGで犬に思いっ切り噛まれてる…)
が、其処にココちゃんが現われる!? めっちゃ疑われるJCw
袖を掴んでる所を警備員に見られ、グルだと誤解されるココちゃん!?
踏んだり蹴ったりだ…



・愉快な仲間達&白人女性()
とりあえずココに弁明を図るJC 自分は宝を中国に返還すると思いっ切り嘘を付くw
ソコでまた、屋敷の警備員達が忍び寄りバトル開始!

韓流スタークオンサンウが、見事にジャッキーアクションを披露
うーm、随所に若手のアクションが挿入されているのが本作の特徴
1作目と2作目はほとんどワンマン映画だったんだけど、年齢的に難しいか…

敵は一掃した、だがイザコザが過ぎた為か、ソコで普通に警察に捕まってしまう

しかし、監視カメラにJCの侵入映像が無かった事、
伯爵の姪キャサリンが味方した事、像の通関証明書が残っていた事、
それらによって、無事釈放されるジャッキー達…

モノは次いでと言わんばかりに、キャサリンに誘われ、シシェル城へと向かう
其処には沢山の美術品、かつての曾祖父が戦利品として世界中から掻き集めた代物
鶏のブロンズ像も飾られていた!

キャサリンは不滅号の捜索をJCに依頼する
思想の相違でココとキャサリンは険悪ムードになるも謝罪、
しかし金融危機により一族が破産、宝物は銀行に差し押さえられるとの事…

JCは残った美術品から場所を特定して孤島に向かう!
と、ついでに像のレプリカと交換して盗み出す中国人窃盗団()



・海賊団との乱戦
ジャッキーと仲間三人衆と、ココとキャサリン、テントを張り一晩過ごす
が、ジャッキー達の注意を聞かず、ジャングル探検をしようとするヒロイン二人組w

ジャッキー達は、謎の赤外線装置を使って慎重に探索、
ココとキャサリンは底に落ちそうになってジャッキーに助けを求めるっ
ジャッキーも助けに行くが結局落ちてツタに絡まる三人、
キャサリンの下着が紫だったり、ココの足首が真逆になったりなど踏んだり蹴ったり…

が、其処は不滅号であった、なぜか陸地にありジャングルに同化していたのだ
曾祖父の遺骨と金塊の入った幹…
どうやらココで盛大な殺し合いに行われていた事を察するジャッキー一同

遺骨と金塊を回収して帰ろうとする所に、伯爵Jrピエールらと島に住む海賊団に出くわす
海賊団の一人が対戦車ミサイル(RPG-7?)を発射するもツタに絡み不発、
ソレを合図に戦闘開始、見事な提携を見せるジャッキーと仲間達、
遺骨を使い海賊を倒すココとキャサリンw

乱戦の中で首像を発見、ソレも回収!
機関銃を敵味方の区別なく乱射するキャサリン、
ミサイルを誤って爆破してしまう愉快な黒人海賊とカオスな展開っ

幹を下す為に急いで準備に取り掛かるジャッキー、
蜂の巣と手榴弾、そして煙幕とあらゆる手段を使って幹を傾斜で滑らす事に成功
しかし、そのまま海にドボンする一同、ソコに船が到着

ココは、ジャッキーが十二生肖を中国政府に返還する気がなかった事、
金属探知機で元は金塊回収を目的として孤島に潜入した事、全てを理解して問い詰める

元々は愛国心を利用して利益を得ようとした事を悪びれもせず開き直るジャッキー()
だが、悪い事は続かず…金塊は深海へと沈んでいく
最初は回収しようとするが、すぐに考えを改めて、深海に眠らせる事に決めたジャッキー…



・集団ラフファイト!!!
返還運動の成果なのかオーディションが成立しないようになっていた
しかし、学生達が不正を行うMP社の証拠写真を撮ろうとしている最中に誘拐されてしまう
ジャッキーとボニーは名画「薔薇」を使って交渉しようと本拠地に殴り込むっ

畑の下には巨大な地下施設があった
其処では、より本物に近い贋作を製造する為の最先端の機材が使われていた
中には原油を燃料に使う危険な代物も扱っていた

ジャッキーは禿鷹と邂逅する
禿鷹は過去に盗難物を現地のとある勢力に擦り付けて殺し合いに発展させたワルであった
その事を非難するジャッキー、禿鷹は椅子に触れた状態で殺すと宣言
椅子を使った大バトルへと発展する! しかし、双方の痛み分けに終わってしまう…

其処に、社長の息子のマイケルが登場
二階を見遣ると食器が三人分ある事から確認の許可を取ろうとするジャッキー
しかしマイケルは拒否っジャッキー大暴れの巻w

警備員達を物と地形を利用して蹴散らしていくジャッキー、
しかしトシだからか拘束される、ボニーが白人女からペットボトルを奪って投げ当てる
拘束が外れ、木材を警備員の爪先を潰すも自分も潰されるジャッキー()

ジャッキーも再度敵を蹴散らそうとするが、警棒が例の機材を破損、フラグ確定(爆破)
ボニーVS白人格闘家♀もヒートアップ、蹴り技の応酬と体の柔らかさが売り(爆)
警備員との楽しい写真合戦が終了した後に、大☆爆★発!!!

その混乱を利用して大学生達を救助する事に成功、
後にローレンスと合流するが「薔薇」を交換条件として無事に脱出する一同

だが、ローレンス一味は諦めていなかった…



・最後の空中決戦!!!
ローレンスは龍の首像をオークションに掛けるが不成立となった
悪足掻きとして、正午に首像を火山に不法投棄すると宣言
報道陣は火山へと集まる!

スカイダイビングするローレンスの一味達、
ソコに駆け付けるはバードマンことジャッキーチェン!?
空中での奪い合い合戦は手に汗握るっ

一人の女性が気を失い、一味の仲間に救うように説得、
一対一の攻防戦に持ち込むジャッキー、しかしパラシュートを開いた状況っ
チェックメイトかと思ったが、何とパラシュートを外して間一髪に首像ゲット!?

上手く傾斜に転がり込むよう計算にいれ、クッション材を展開、
鋭岩と火山灰で体中がボロボロになるジャッキー、しかしギリギリの瀬戸際で生還を果たす
首像も無事で一味も潔く敗北を認め、国宝を渡す…逆転勝利を果たしたジャッキー!

最後は、ココとキャサリンの和解、ローレンス達の逮捕、
ジャッキーとその仲間達の家族の再会…ハッピーエンドで無事終了!!!

おなじみのEDとNG集、今回もめっちゃ痛そうw



・ふう終わった…()
最後のジャッキーチェンアクション…堪能させて貰いました(爆)
流石にトシだからか、仲間達のアクションとCGカットを多分に使用していて、
ここらの方法論は、後の佳作「カンフーヨガ」「スキップトレース」でも惜しみなく使っています

考えればジャッキーアクションは「アクシデンタルスパイ」からず~と封印状態であった訳で、
本格的な集団ラフファイト見たのも久しぶりなんですよw
若干の衰えは感じますが、まだまだ動けるぞって感じで、ちょっとだけ安心しました!

ソレと、本作の政治臭はなるべく抑えれていて、それが興行収入の成功の鍵だったのは確か
まっ微妙に中国政府の思想が見え隠れしますが、腐っても香港映画の意地というか、
中国人の国民性を美化しない作りになっているんですよね本作
ココが無理矢理お宝を奪い返そうとしたり、JCの隠さない金銭欲とか…
そもそも「アジアの鷹」の売りはそれぞれのキャラクターの身勝手さをコメディした事に有り!!

ジャッキー自身の付和雷同からの主義主張の変節ぶり、
何かとスキャンダル絡みが多いので、自分を盛大に皮肉っているのかな?
とファンの一人として邪推していますw

しかし、もし続編を作るとしたら、次は何になるのだろうか?
「宇宙主義」なのか、実際ソレしかないような気がしないでもない…(;^^)

ジャッキーチェンは不滅です(爆)

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飛騨野良輝
性別:
非公開

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