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週刊少年フェニックス[不定期]

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アトム2世(手塚治虫/短編/1975年掲載)

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アトム2世(手塚治虫/短編/1975年掲載)


前回に続くアトム後日談的外伝 手塚先生の鉄腕アトムの人気は凄まじいモノがあって
漫画とアニメが一段落済んだこともあってセルフパロディモノを何本か作ってました…
「アトムキャット」のように一応ギャグでも王道を貫く作品もあれば
本作のように明後日の方向に突き進んでバッドエンドに終わってしまう作品もありましてw
現在コレはアトムの最後と並ぶ問題作として語り継がれています…


序盤はアトム最終回で行方不明になっていた本人から連絡を受ける
しかし、どこの星にいるのかわからずじまい…
そこで新しいアトムを作れと政府が命じ、お茶の水博士らはアトム2世を完成させる!

しかし人間性を取り入れたソレは悪い方向性へと突っ走るw
歯磨きをしながらあくびをしケツをかくなんて序の口、
テレビを見たりお小遣いをせびり、女のケツを追っかけホテルに連れ込む!

抗争を見ても巻き込まれたら馬鹿馬鹿しいと拒絶、
挙句の果てに核兵器輸送の仕事を高い給金と休日手当で釣って何とか2世に押し付けるのだが…
行方不明になった挙句、核兵器破壊、大量生産業を起してメカ兵器を各国に売り捌き、大儲け! 
その金で女100人でハーレム王国を建造して贅沢三昧するw

しかし悪い事は続かずに逮捕
記者の前にて「俺は正義の味方だからジタバタしないんだ」と髭面で格好つけ、
それを記者は性戯の味方と皮肉るw
お茶の水博士は早くアトム本人が帰ってこないか空を見上げるのであった…




青年誌や同人誌ならば兎も角、元々が少年誌で連載されていたモノをこんな感じで
描くのはどうかなあ~とは思いますw(アトムの最後よりマシですけども…)
けどまっ、案外別作者でも色々と好きに描いたりするモノなので批判しても仕方ないですね(汗)

しかしアトム2世も抵抗せずに逮捕されている所を見ると構成の余地は幾ばくかあるかなとは
思います 本人が帰ってきたらスパルタ必須ですがね(;^^)

よくよく考えるとコレをベースに長編化させた作品がキン肉マン2世なんかなあ…と深読みw
デワマタ(。。)ノシ
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