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週刊少年フェニックス[不定期]

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人魚(手塚治虫「虫プロ」/短編アニメ/1964年公開)

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人魚(手塚治虫「虫プロ」/短編アニメ/1964年公開)


人魚…コレはある空想をした少年の物語…という話

少年は砂浜の水溜まりに小魚を一匹泳がせる
その小魚は少年と触れ合う事に大きくなり、そして人魚と化す
二人は音楽を奏で、海の中で冒険し、そして少年は人魚を連れて帰宅する

人魚は水槽に入れ、少年は父母に人魚を見せる
しかし、ソレはタダの小魚、父母は相手にしない 少年は部屋で不貞腐れる

その後、少年は尋問を受ける その国は自由に空想する事は許されない
牢獄に入れられ、思想矯正としてあらゆる拷問を受ける事になる少年

少年は脱走を図るモノの、悟ったのか水槽の小魚を海に帰してやる事にした
兵隊達も尾行する そして海中へと逃がす小魚 
だがその小魚は少年と兵隊達の前に人魚として現れ、帰っていくのであった…




背景はカラー絵の線画アニメ 少年や人魚は線だけで表現されている
正直ストーリーに驚かされた、こんなヤバイアニメだったとは(爆)
だって、拷問シーンがエグイのでギャグには見えなかったし…
もっと寓話的な話かと思ったけど、本家本元の話も壮絶な失恋死してたなorz
それと比較すれば、ハッピーエンドかもしれない

実験作というより社会派、ジャンピングと同じ路線、
手塚先生は発想表現の自由を訴えたかったんでしょうね、
この後、この人魚を見た兵士達がどのように考えるか、興味ありますね。。ノシ

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