生みの苦しみというか作品感想だけでもシンドイと思うのは…いや自分の甘さに嫌気がさしますわ(呆)
今回紹介するのは低予算功夫片の秀作「怒れるドラゴン/不死身の四天王」です
これの初見は数年前のTSUTAYAにて週250円レンタル時代に借りた一本で
ふと思い出すと懐かしく思い
youtubeの無料公開版(翻訳無)を視聴してレビューしようと思った次第です
片腕ドラゴンのジミー先生こと王羽と三人の70年代中堅俳優陣の4人を迎え
最初は仲違いしていたが何度も衝突を繰り返して友情を深め合いそして共闘し巨悪を討つ
時代劇、群集劇、復讐劇の三本セットでお送りする展開は見事!
かなり低予算で脚本の粗さはあるもののそれでも4人それぞれが見せ場を持ち
話が薄くなりがちな共演作にしては及第点ともいえそれがラストバトルへと昇華する展開
あの黒社会と繋がりが深いジミー先生が陳星(チンセイ)に美味しい役所を譲っており
人を殺し酒に溺れた元師範、惚れた女を強姦しようとした連中に鉄拳覚醒
もうこれ本作の主役なんだよなあ…
あと皆の纏め役の張翼(チャンイー)や満身創痍だが正義心を捨てない金剛(クムコン)も
渋くて良い感じなんだよね
といっても普通の人はジミー先生ぐらいしか知らないだろうし
知っていたとしたらあとは金剛(クムコン)ぐらいか
「片腕カンフー対空飛ぶギロチン」「少林寺木人拳」「蛇鶴八拳」のラスボスの人です
キングレコードのDVDには渡米した後に消息不明となっていたがどうなったんだろう?
あとは悪役の日本人俳優「鹿村秦祥」と弟子数名、何か危ない武器を持っていてただの木棒の先端が
鋭利なキリのような感じになり刺さったら痛そうな感じ…
(多分これは特撮でカット編集なんだろう、現実的に収納は難しいだろうから)
他に鹿村氏の弟子さんが崖から転落するスタントがめっちゃ迫力ありますw
仮面ライダーの大野剣友会に影響受けたんでしょうかね?
本作は多分「ファーストフィルム」
香港から都落ちしたスターを出演させていた台湾映画会社
その方針が「ギャラは支払うが低予算」というポリシーの元、香港俳優には気に入られた存在
東洋のハリウッド「ショウブラザーズ」が真逆方針なだけに…中華の人々は苦労しすぎやorz