在日朝鮮人の話である(爆)
今では「マンガ嫌韓流」や「テコンダー朴」といった社会派パロディから
「黒神」や「フリージング」など韓国作家陣によるバトル漫画など
良くも悪くもタブー性は低くなり、ネット界隈では熱心に議論されるようになった
ソレは良い傾向でもあるが、双方が拒絶したとしても解決は出来ないとも思ったりもする
本作はその事をよく考えさせるような大和日本人と在日朝鮮人の微妙な距離感を、
ヘイト&レッテル無しにコミカルに描いてる、ねじ式作家の代表する一作
・ストーリー
不人気漫画家、津辺は貧困により片田舎のあばら家を借りて、自給自足の生活をしていた
そこに在日朝鮮人で鳥語を話す李さんが妻子を連れて二階に勝手に住み着いたのだ!
津辺は完全に●クザに取り込まれたみたいな形で、この奇妙な隣人との交流を図る日々…
李さんは自身は相当な怠け者で働く意欲がなく、生活がかなり苦しい事、
奥さんは表情が乏しく笑顔を見たことない 子供の面倒も家事もしない性格な海女さん、
ちなみに奥さん、李さんの敬語説明で2分間、ドラム缶の水で無呼吸披露をしたが伸びてしまうw
奥さんと子供二人はその日の食料が無くとも空腹のまま、
李さんが金の工面で夕方戻るまで平気だったり、李さんは鳥の感情が分かったり…w
色々な事があったが李さん一家はその後どうなったのか?まだ家に棲み付いているのであった…
本作には続編が二種類あって、「続・李さん一家 それから」と「蟹」
前者は別作者によるもの、後者は作者本人で蟹の生態に詳しい李さんが見れるみたいだw
本作の肝は、やはり大和日本人の対人恐怖症と在日朝鮮人の自己中心性が交わり、
ソレが化学反応を起こして奇妙な不可侵条約を作り上げる様は見てて可笑しくなるw
だって、コレが執筆してから数十年、現代社会でもこんな関係性ですからね!
著者はコメディとして描いているけど、現実問題としても通用する訳で…
この作品の主人公の漫画家は、
保守速報に蔓延るネトウヨみたいに排他的な拒絶を見せる訳でもなく、
阿修羅掲示板に蔓延るブサヨみたいに盲目的な保護をする訳でもなく、
ただただ距離を置いて対等に接する姿勢は一般的日本国民の感性そのもので、
ソレに意を介さず、己の意思に一切の疑念を抱かずに突き進む李さんは、
一部の朝鮮系団体の主張そのものでもある…(諦韓)
コレから二つの民族がどう関わっていくのかは分からないが
この関係性が長続きするとは思えない…
少子化や外国人の存在によって、
この不可侵条約がいつ破れ、秩序を保つ事が出来るのか?
グローバリズムというのも考えものですねえ…。。ノシ