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週刊少年フェニックス[不定期]

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海賊と呼ばれた男[漫画版](講談社/原作:百田尚樹/作画:須本壮一)「感想②」

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海賊と呼ばれた男[漫画版](講談社/原作:百田尚樹/作画:須本壮一)「感想②」


前回に引き続き、国岡青年編を御紹介!
国岡は石油を、そしてメジャーにどう関わっていくのか詳しく説明しますね!!




武知は国岡になぜ九州に指定店が集中しているのか?それとなく聞いた
それは九州が創業の地であり、また創業の海であったから
そして武知は国岡商店はかつて海賊と呼ばれていた事を、ココで初めて知る事になる…

国岡は19歳、ある人物と出会う、名は日田重太郎当時32歳
福岡郊外の田舎町に生まれた国岡は、神戸工商での講演にて金儲けの話を聞く
他の学生は酷く落胆したが国岡だけは違った ソレにより他の者と衝突仕掛ける
が、続きは橋本邸、高商の近所に医院を開業し、ソコは議論を旨に学生達の溜まり場だった
その時に日田さんと出会う、彼は淡路島の資産家の家を持つ風流人であった

国岡は持論を披露する 中間搾取のない商売が出来ないか、今でいう直売所の理念を話した
しかし他の学生達は否定的、問屋が無ければ非効率過ぎて商売が成り立たないと言う
ただ日田さんだけは国岡に興味を示し、息子の中学受験に向けて家庭教師の依頼をする

しかし、息子さんがこっそり答えを見た事に定規で打ち泣かせてしまい、クビとなる
日田はクビを取消し、息子の教育を任せる、
かなりスパルタであったが息子の成績も半年が経って上達しだした
日田は国岡を見て、彼には人に教える才能がある事を見抜いた

国岡は大手企業の採用に落ちて中小企業で大暴れしようと目論見、
鈴木商店に小麦売りに奔走、途中で自分の進路に疑念を抱くものの、
それでも突き進む国岡、事業も上手く乗ってそのまま台湾へと出向かう

ソコで大手に就職した旧友と出会い、宣戦布告を言い渡される
だが、国岡は怯まず、秘策を持って超低価格の高品質の小麦粉を売り捌く事に成功
そのカラクリは台湾から神戸へ、荷物を下ろした空船を利用して運賃を値切るやり方
日田はその秘策に驚愕するが、大手はその内にその方法に気付く事を教える
国岡は事前の貨物船を持てば何とか対処出来ると対抗策を出す

日田は国岡が元気が無い事に気付く 国岡の実家はバラバラに離散していた…
ソレに同情した日田は、資金提供を行い、独立の手助けを行う
九州の門司で国岡商店を設立、家族経営で商売する事になったのだ!

国岡は資源、特に石炭ではなく石油に強い拘りを見せた
近い将来、石油によって技術革新が起こり、今より生活が豊かになるのではないか?
そう判断して、機械油に手を出してみる しかし外国産の品質には敵わず全く売れない!

国岡は父親の染物の話で、天然染料は品質にばらつきがあり、混ぜる事で調整していた事
そこからヒントを見出した国岡は紡績工場で許可を取り、実験を何度も繰り返す日々を送る
その成果により、混合式ながら外国産にも負けない国産機械油が誕生した!

しかし、事業は黒字にならず倒産寸前 日田は乞食になる覚悟で最後の資金提供を行う
国岡は漁船に使われるディーゼルエンジンは灯油ではなく軽油でも動く事に気付く
理論ではなく立証し、灯油と軽油が成分的に違いが無く、むしろ軽油の方が熱効率が高い

早速、漁師に売り込むものの、取り入って貰えず、
それでも国岡は負けじと大雨の中、漁師達に酒を提供して交流を図る
それにより責任者と会う事に成功して、軽油によるエンジン立証を披露する
しかし取決めにより国岡は港での販売が不可能である事を指摘される

それに国岡はとんでもない奇策を言う 海の上での販売なら法には触れない、
漁師達は笑う 商談は成立 国岡はこの事業を成功させ、何とか再建を果たす
しかし、それを快く思わない者達から国岡商店を「海賊」呼ばわりするのであった…

軽油の次に販売するモノを国岡は決めていた 機械油を満州に売る計画を立てる
だが、満州はロックフェラーが牛耳っており、満州鉄道は実質掌握されていたに等しかった
国岡は一人で満州に出向き、お役人に売り込むが門前払い、別口として作業員に声を掛ける
商談ではなく比較、ソコを強調して何とか取り入る事に成功した国岡
早くしなければ外油に太刀打ち出来ない 品質向上の研究を繰り返し、現場の作業員と話す、
それにより蒸気機関の機械油実験で見事成果を出し、満鉄から注文を受ける事に成功する!

だがそれ以上の注文を受ける事も無く、寒波によって鉄道が麻痺する事を予言する国岡
役人は聞く耳持たずであったが、電報で国岡に要請、外油との比較実験に飛び入り参加する
実験は単純、外に放置したコップに機械油を入れて凍らないかの実験、
外油陣は余裕綽々であったが、実験結果は国岡以外全部凍ってしまうw

しかし外油陣も諦めず、実際に蒸気機関を動かして調べてくれと抗議、
国岡は外油陣の思惑を察知、もし完全に機械油の機能を果たせなければ終りだと宣言する
実験結果では外油陣の機械油は散々な結果であった だが国岡の油は完璧に立証する
この事を国岡は日本に戻り日田に報告、そして人材育成に力を注ぐ事を宣言する!

しかし、国は石油を統制し始め自由競争が出来なる 
外油は怯む事無く低価格路線で国家運営の専売制を引っ掻き回す
ソレにより国岡は満州から上海に移動し、灯油販売を行う
まず最初に中国役人に賄賂を送り、外油が牛耳ってる倉庫の一部分を確保
国岡がスタンバックに挑発の手紙を送り、低価格戦争を誘発させる
国岡店員の連携プレイに太刀打ち出来ずに、スタンバックは完敗した!

支那事変から太平洋戦争に突入する事を察知した国岡は
自社タンカー建造と上海に10万t大油漕所建造の計画する
全ては対USAに向けての考案である 策謀を退け無事、タンカーと大油漕所が完成!
しかし、国の要請により軍隊にその二つを貸し出してしまう ソレは国の為だと国岡は言う…

日本は負けてしまうのではないか?そういう疑念が日に日に増し、
遂には長谷川喜久雄含む27人が戦死、そのまま終戦を迎え、今に至る…


すいません、大分長くなりそうなので切り上げますw 。。ノシ


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