漫画版を前回紹介した時に予告していたのでレビュー
昭和ガメラ八部作の最高傑作!
そのタイトルは大怪獣空中戦ガメラ対ギャオス!
まあ、大まかなストーリーは漫画版と同じな部分はありますが…
細かい部分を見れば結構違う所もある訳でして…
前回のバルゴン戦では一方的に嬲る展開だったガメラが本作では相当苦戦します
そのギャオスの強さと恐ろしさとは一体なんなのか?
ストーリーをざっくり解説しますね
富士山火帯に属する三宅島雄山で噴火、て記録映像じゃないのこれっ
と思ったら富士山のミニチュアがドカーンと大爆発、そこにガメラが現れる
溶鋼もとい溶岩から逆再生で火炎吸収を終えると火口へとダイブした…
富士山近隣の山林にて村人と作業員による道路工事の小競り合いの最中、
噴火により報道者と科学者が乗っていたヘリコプターが謎の怪光線により撃墜される
その時には緑色の謎の発光が…
工事反対のリーダー格金丸村長の孫、英一少年はとある新聞記者と発光現場へと向かう
しかし、ソコにはギャオスが出現! 新聞記者は喰われて英一少年も狙われる羽目に…
ガメラが唐突に地中から登場! ギャオス本能的に英一少年を人質に捕る!
超音波メスで片腕を負傷させたが火炎放射の反撃とタックルで英一少年を手でキャッチ!
ギャオスは退散してガメラは英一君を甲羅に乗せて観覧車で救出される
ガメラは深海へと避難して傷を癒すのであった…
英一君の命名でギャオス、人喰いの特性が明らかになり戦車戦闘機による爆撃を開始、
しかし、超音波メスにより全滅 英一君の証言によりギャオスは夜行性である事を突き詰める
照明弾作戦を実行するが包囲網を突破したギャオスは名古屋にて食人の惨劇を起こす!
ソコに傷が癒えたガメラが再戦!激しい操演っもとい空中戦を繰り広げる
回転ジェットでギャオスを追い詰めるものの、消化液により海中へとドボンッ
しかしガメラも諦めずにギャオスの足に喰らい付くが光線で足を切断して逃亡!
双方、痛み分けに終わる…
ギャオスの切断された足が日光により縮小する、
科学者は紫外線を浴びさせて立証させ、ソレを主軸にした作戦を考案する
ソレは人工血液を囮にし、回転拘束で朝日を当てる作戦を、デパートの屋上にて実行した
無事、ギャオスを屋上で動きを封じる事が出来たが機械が耐え切れず故障、
作戦は失敗、ギャオスは無事逃亡した…
金丸村長と他村人達の衝突が起る ギャオス騒動によって損害を受けた事の抗議であった
英一君の涙の訴えによってその場は解散 村長自身も目を覚ます
道路工事の反対運動を辞めて、山火事作戦でギャオス撃退の協力を要請する
火炎弾による攻撃にも臆する事無く、冷静に消化液を拭き掛けて鎮火するギャオス
余裕綽々ではあったがソコにガメラ三度目の挑戦!
最初は背後を獲るが失敗、 三度も空中から叩きつけられるガメラ!
しかも顔を出したら超音波メスの応酬!
だがその隙に投石によって口を塞がれるギャオス!
その隙にジェット噴射アタックをかますが避けられる!
しかし、尻尾で足払いを受けて転び、川の水が顔面に掛かる!
その隙にガメラが喉元を喰らい付くっ朝日が昇り、そのまま富士山火口まで移動するガメラ!
そのままギャオスと共にダイブ! 火口から超音波メスが断末魔のように発射される…
喜ぶ大人達を尻目に英一少年は空飛ぶガメラに感謝の言葉を送った…
前作よりも予算が削減されたとはいえ、中々の映像の迫力の数々、
そしてギャオスの生態による攻防戦とガメラと子供による交流など
非常にバランスが取れていますね
あとはEDテーマであるガメラの歌
実は個人的にガメラマーチより好きだったりするのだが…皆さんはどうですかね?
あと、この夜中での決闘は平成三部作へと引き継がれることになります
照明の問題も兼ねてなんでしょうけど…邦画って時代と共にドンドン暗くなるんだよなあw
本作からガメラの緑色の流血シーンが登場します
コレは東宝ゴジラの爆発シーンに対抗してとの事
ただし、差別化よりも予算的な都合みたいですがね…
シリーズ化すればするほど、ドンドン予算が削られていき…
例のMAD動画=最終章=へと繋がる事になるんですが…コレは後々レビューしますw
ただガメラの皮膚って超音波メスでも脳を切断出来ないって…
甲羅じゃくても頑丈過ぎるよなあ…w
皆さんも平成作だけでなく昭和作も是非見て下さい…結構頭脳プレイが堪能出来ますw
(平成ってネタバレになるけど最後脳筋プレイでゴリ押しが多かったり…)
でわまた次回にて。。ノシ